[433] コロナ危機以後の未来予測という呪縛

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本日は2020年4月26日日曜日だ。

すみません。ほんとにBlog更新が滞っています。

まあ、私のBlogの更新が滞っても誰も困らないのでいいのですが。

お知らせが2つです。

(1) BEST T!MES に拙文を掲載していただきました!

https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11604

(2) 生まれて初めてラジオに出演します。

TBSラジオで、午前3時から5時まで放送されているFine!という番組です。

この番組は全国ネットですから、アプリのRadikoをダウンロードして登録すれば、しばらくは無料で、東京地区以外の方々も聴くことができます。

あとで聴くこともできるはずです。

4月29日水曜日の未明午前4時(!)頃に出演です。

もちろん、今のご時世ですから、私の出演は生放送じゃないです。

電話でインタヴュー受けての出演です。パーソナリティの小森谷徹(こもりや・とおる)さんのご質問に応えます。ほほほ。

月曜日明日に収録です。自宅に電話をいただきます。

美声でもないし、名古屋弁丸出しで恥ずかしいなあ。

まあ、顔見せるよりはマシか。

ラジオ出演〜〜〜!!! 興味津々!!!

みなさま、ご興味がおありでしたら、聴いてやってください。

さて、本題です。

なんなんですかねえ!!

あっというまに、YouTube あたりに、「コロナ危機以後の危機」みたいなテーマの動画が溢れ出しています。

もう、いくらでも出てくる。すごい。

アフターコロナの後遺症が引き起こす暗黒の未来予想図いっぱい。

どんなことが予想されているかというと、主に2点。

(1) コロナ危機による経済活動強制停止で企業倒産相次ぎ失業者増大税収激減、ハイパーインフレになり日本国債暴落による国家財政破綻を乗り切るために、預金封鎖、新円切り替えで、預貯金が実質10%か1%になる。貯金に励んだって無駄な努力。

ペイオフで1000万円までは保証されるといっても、新札と交換になって、100万円か10万円価値になる。あとの900万円か990万円は、政府が収奪する。

どこの動画でも、だいたい、これが2023年か2024年に起きるとか言っている。

一万円札が新しくなるのは2024年。福沢諭吉さんから渋沢栄一さんになる。

NHK大河ドラマは、その前に渋谷栄一さんが主人公になる。

が!それが1万円札とは限らないよね……1000円札になるかも、100円札になるかも。

日本政府は、最初からそのつもりなんね、きっと。

ゴールド買っておけと言われても、国家財政破綻ですからゴールドの供出をせい、しないと逮捕ってなるかもしれない。

すでに、もう田中貴金属店では店頭での金の売買してないよ。5月6日までってことらしいけど、どうだか。これは、4月14日の日本経済新聞の朝刊の記事。

他に、やたら言われていることは……

(2) 今の年金制度は、現役世代の年金掛け金と税金で賄い、年金原資には手をつけず、これを運用しているけれども、税収不足と失業者激増による掛け金不足のために、年金原資を使わざるをえなくなり、あっというまに原資が枯渇し、年金制度が破綻する。

この説については、以下のコラムでも書かれている。元野村証券のファンドマネージャーだった近藤駿介氏がお書きになっている。

https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11583

そういうご著書も書いておられます。

https://bestsellers.official.ec/

GPIFが運用を失敗しているというのも、ちょっと冤罪。

属国日本の資産は、宗主国とか、宗主国の上にいる方々とかの経済を支えるために収奪されるしかない。差し出さないと殺されるよ、為政者も官僚も。

ともかく、預金封鎖新円切り替えと年金破綻については、この2点については、あちこちで言及されてる。

これら上記の2点は、21世紀に入ったあたりから、ずっと副島隆彦氏が論じておられたので、私は驚かない。

副島氏はの未来予測は、早すぎるんだよね。

20年前では、よほどの人しか、副島氏の予測が理解できなかった。

とうとう、リアルになってきましたよ〜〜預金封鎖も年金破綻も。

年金破綻するぐらい国家財政破綻なら、国民健康保険制度もコケるのではないの?

介護保険制度もこけるでしょう。

これらの2点については、YouTuber達が、まだ若くて言及してないだけで、もう少し経過したら、ガンガン言い出すのでしょう。

で、私が言いたいことは、次のこと。

こーいう未来予測って、単なる予測に過ぎないけれども、あんまりこの種の予測を見慣れると、予測を通り越して、明白な運命というか、起きて当然の自然現象に感じられるようになってしまうということ。

未来予測には呪縛力がある!!

こーいう動画や言説が溢れるってのも、当局の作戦のうちですかねえ?

預金封鎖新円切り替えにしろ、年金破綻にせよ、実際にそうなっても、前々から、そうなるとネット界とか言論界では言われてきたんで、ああ、仕方ないですね〜やっぱり起きましたねえ〜って、感じてしまい、人々は暴動起こす気にもならない……

これが狙いですかねえ。

明らかな政治の失敗を自然現象化するために、預金封鎖新円切り替えと年金破綻に関するYouTube画像が激増する、ネット情報が氾濫する。

まあ、こんなことBlogに書いてる私も共犯かもしれません。

まあ、危機管理つーのは、最悪の事態を想定して対処しておくことでもあるので、こういう暗黒の未来予想について知っておくのは無駄ではないです。

今まだ40代とか50代前半くらいならば、預金封鎖だろうが年金破綻だろうが、心配することはないです。

20年もすれば、状況も好転してくるし、ベイシックインカム導入する落ち着きも統治体に出てくるから。まあ、ギリギリ生きることができる程度の額ではありましょーが。

20年先まで生き残ることができればね。

問題は、これからの20年間を無職無能で働けない高齢者で過ごすしかない年代の人間だ。

それは、私です。

今の後期高齢者はいいよ、さんざん、今までに年金支給され、健康保険使いまくってきたんだし。介護保険も使ってきた人々も多いと思う。

私なんて、年金受給もつい最近。病院は歯科医と白内障で眼科医だけ。基本的に病院には行きたくない私。

今まで支払ってきた年金掛け金も健康保険料も介護保険も、全て返ってはこない(かもしれない)。

全て、社会保険税で、医療税で、介護保険税だったんよね。税金だったのねん。

私って、どんだけ、日本政府や自治体に寄付してきたことか。立派な市民だったわねん。

高給の頃は、給与の3分の1が、しょっ引かれていた……

全て消えるんよね…

人間本来無一物。

まあ、私の場合、夫を見送れば、衰弱死しても誰も困らないから、別にいいんだよ。

今まで十分に幸せに生きてこれたし。

でも、夫が生きている間に、そーいう「高齢者人口削減プロジェクト」発動されたら、どうしよう、だ。

病人の夫を守りきれない。

うーん、その時はその時か。

そうなれば、想定外の長寿に悩む最晩年は送らないですむ。

認知症になって火事を起こして隣近所に迷惑かけることもない。

考えようによっては、都合がいい。

日本の高齢化問題消滅。

私の長生きリスク消滅。

おめでとう!!

という具合に、ほらほらほら、コロナ危機以後のさらに大きな危機を、未曾有の惨状を、すでに私の心は受け入れてしまっている。

私は、政治の失敗や、超特権層の企み(?)に怒る気持ちがない。

もともと、為政者や官僚になんかできると思ってない。馬鹿に決まってるじゃんとまでは思わないけれども、属国の為政者や官僚に何ができるんだろ………って思っている。

そもそもが、この世に救済やユートピアはないと私は思っている。

いかんなあ。

私みたいな人間は、暗黒の未来予測に呪縛されやすいのかもね。

ということで、残された人生の日々を大事に生きようと、あらためて思う今日この頃であります。

スーパーマーケットに行けば食糧を買える日が、いつまでも続くと思うなよ、でございます。

まあ、私が食糧危機の日々に痩せ細り、体重が憧れの48キロ(高校生の頃の体重だ)に戻り、自分のデブさ加減に悩んでいたのは贅沢な悩みであったなあと、しみじみと振り返る日が来るかもしれない。

ところで、あの、能力のあるファイトのある資金のある方は、来るべきディストピアの未来に備えて、以下のことをしておくといいと思います。

(1)セキュリティバッチリの鉄条網でめぐらした家庭菜園つき井戸つき平家(ひらや)だけどシェルター変わりの地下室もあるソーラーパネルつき、インターネット設備完備の別荘を確保する。

(2)自家発電機のでっかいやつを買い、石油を備蓄する。

(3) マイナス60度設定の業務用冷凍庫と、その冷凍庫にいっぱいの魚と肉と野菜を入れておく。

(4) インドネシアとか、成長するであろう国に賃貸用アパートメントハウス数棟を買い、現地の人を管理人として雇用する。

日本で不動産なんか、もうダメだよ。人口が減るんだから需要がない。今でも供給過剰でしょ。

ということで、私はベランダ園芸balcony gardening でできた分葱を、切り刻んで、ミンチの豚肉の肉じゃがにかけるささやかな幸せを楽しんでおります。

ニラの種もプランターに植えた。早く目が出ないかなあ。

お茄子の種も植えようかなあ。紫蘇も欲しいよなあ。パセリも欲しいし、ミニトマトも欲しい。

スナップエンドウは愛しつつ放置。ほんとは、ツルが絡めるネットを張った方がいいし、プランターに4つも苗を植えてはいけないんだけどね〜〜

ごめんねええ〜〜

生きている間は、生き生きと生きよう。

死ぬまでは生きている。

2件のコメント

  1. 初めまして、ひるねと申します。コメント失礼します。
    確かにコロナ収束後はかなり世の中の変化が予想できますし、今すでに変化の最中であると実感しております。
    生憎経済に明るくないので展望などというもの一切ありませんが、その変化に対応していかなければならないのは間違い無いですね。
    私も死ぬまで生きるしかないのですから・・・少しづつ脳味噌を進化させて・・・
    ラジオ出演頑張ってください。
    駄文失礼いたしました。

    いいね: 1人

    1. Hiruneさま

      コメントありがとうございます。ほんと、当分うざい時代がつづきますねえ。レニングラード攻防戦のときのドイツ軍に包囲されたレニングラードの市民の手記を注文しました。暗い時代を明るく生きよう〜

      ラジオ出演面白かったです。

      いいね: 1人

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