本日は2020年10月30日金曜日だ。
今週は体調が悪くてグダグダしてる。
今日は、どうでもいいようで大事なこと書きます。
昨日の昼下がりにTwitterを流し読んでたら、誰か芸能人が「ひき逃げ」したとか。
あーた、いくら極道さんと隣合わせの芸能界でもさ、「ひき逃げ」はだめだ。
薬物やってましたああ〜〜はいいんよ。「アホやね、よっぽどストレスあったんね」ですんじゃう。
不倫やってますうう〜もいいんよ。「勝手にやってなはれ」だ。
多目的トイレで性交してても、「きったねえ〜〜大腸菌ウヨウヨ」と思うだけだ。
「ひき逃げ」と「収入があるのに親に生活保護受給をさせてた」は、あかんのよ。
モラルハザード進行中の今の日本の芸能人でも、殺人に、窃盗に、詐欺とかはダメに決まってる。
上級国民なら誤魔化してもらえるけどさ。
でも、芸能人は上級国民じゃないから。
でもって、芸能人は人前に出るし、世間の一般国民から「こうは見えても、いい人よね」と思われないと支持されないので、「卑しいこと」は、できない。
「この人アホよね」と思われるのはいいけど、「卑しい」はダメだ。
堂々としてないのはダメなの。
事故起こしても、堂々と「申し訳ありません!」の姿勢ならいいけど、逃げちゃったは、いけない。
しかも、事故の目撃者の車に追いかけられて、「戻らなきゃダメですよ」と説得されて、事故の現場に戻ったってのは、すさまじくカッコ悪い。
「収入があるのに親に生活保護受給させてた」も同じこと。実家が貧乏なのはいいの。自分が親を支援できないくらい生活が苦しいのもいいの。仕方ないことなの。
だけど、売れっ子のお笑い芸人が、母親に経済的支援せずに、「貰えるものなら貰っておけばいい」と生活保護受給させて平気だったというのは、実に実にしみったれてて、卑しい。
まあ、母親にも問題があり、息子としては支援する気が持てなかったのかもしれないけどね。
あの騒ぎのために、その売れっ子(だった)お笑い芸人は、もう二度と一線には立てなくなった。その他大勢でTV出演するか、営業のどさ回りなんだろう。食っては行けるから、まだ運がいい方だ。
あの芸人さんが浮かび上がることはない。正直言うと、そのお笑い芸人がTVの画面に出てくると、私は目を逸らしちゃう。なんか正視できないの。
おそらく、「ひき逃げ」した若い男の子の俳優は、これでアウトだ。
酔っ払って喧嘩したならいいんよ。
でも、事故起こして逃げるような卑しい奴は、もう人前で顔をさらす仕事なんかするなよ、だ。
それより、私がちょっと驚いたのは、この「ひき逃げ男の子」が、女優の黒木瞳さんが監督する映画の主役やってて、その映画が11月上旬に公開が決まっていたということだ。
『十二単衣を着た悪魔』という映画。タイトルがいいですね!
この『十二単衣を着た悪魔』ってのは、原作が内館牧子さんの小説らしい。


面白そうだ。Kindleで購入済み。未読ですが。
ヒロインは、『源氏物語』では悪役の弘徽殿(コキデン)の女御。光源氏ってのは、桐壺帝と、桐壺帝の側室というか愛妃であった桐壺の更衣との間にできた子ども。
弘徽殿の女御は、光源氏の母親より格上の正妻さん。桐壺帝の皇妃です。皇后陛下とは、ちょっと違うんよ。ここらあたり、ややこしいです。
彼女は自分と桐壺帝の間にできた息子を皇太子に擁立するために策をめぐらし、桐壺の更衣を病死させて、光源氏を宮廷から追い出しちゃう。
ほっておくと、眉目秀麗で頭脳明晰な光源氏が皇太子になっちゃうかもしれないから。
愛人の息子の方ができがいいからといって、社長をつがせてなるものか!と、頭もいいし気丈な正妻さんは自分の息子を社長にするべく頑張った。
普通はですねえ、弘徽殿の女御なんて、読者は興味を持たないんよ。
ところが作家の内館牧子さんは、この弘徽殿の女御に注目した。「この人、面白いんじゃない?」って。
私も、高校時代は源氏物語に興味があって、原文ではなく、現代語訳のちょっと読んだけど、弘徽殿の女御なんか覚えていない。
私は、「明石の上」に興味を持った。光源氏が政争に破れて流れて行った先の明石の国司かなんかの娘だ。細かいこと忘れた。すみません。
彼女は、光源氏が明石に都落ちし苦しかった時代に彼の支えとなり、娘をもうけた。
光源氏は、どこに行こうがモテモテである。
光源氏と明石の上の間に生まれた娘は、後にミカドの皇妃になり皇后となったので、明石の上は田舎の名士の娘だけど、国母の母となり大出世するわけ。
明石の上は、そこそこ美人の方だけど、田舎の子だから優雅さや洗練度には劣る。ついでに、男勝りの才女で、ものに動じることがなく、雷が鳴ってても平気で読書してるみたいな女性なんで、光源氏は、「ちょっとなあ……この子、可愛げないよなあ」と思われちゃう。
でも、その裏表のない誠実さと聡明さにより、光源氏の信頼を勝ち得る女性。
私は、この明石の上に最も共感した。なんか主体性と知性と状況判断力があっていいなと思った。
だって、あとはお人形の紫の上だし、夕顔はサッサと死んじゃうし、葵の上は物足りないし、六条御息所は嫉妬深くて怖いし、空蝉はクルクルパーっぽいし、末摘花もアホみたいだし、藤壺は狡いし、朧月夜は馬鹿だし。
内館牧子さんは、すごい。弘徽殿の女御に注目するとは。
確かに、いい着眼だ!
この原作に黒木瞳さんが注目し、映画化しようとしたのは、センスある!
弘徽殿の女御を演じる女優さんも、近来稀なるほどのすごい美人で、イメージピッタリ。三吉彩花さんという女優さんらしい。
だから、何事もなければ、この映画はそこそこヒットしたろう。
が……主演俳優がひき逃げ事件を起こしてしまったよ……
結果は出るねえ……
黒木瞳さんって、名門私立学校だかに通ってるお嬢さんが高校生だったかのときに起こした犯罪的不祥事を揉み消したでしょ。
黒木さんのお嬢ちゃんは、美人同級生が生意気だということで、子分の男の子に強姦未遂させたとかで停学になり、ニューヨークにある日本の有名私立大学付属の全寮制高校に転学したという記事を週刊誌だか、ネット記事だかで読んだことがある。
被害者の女子高校生はトイレで裸にされて写真撮られて、その写真は学友たちに拡散されたとか。
万引きならいざしらず、こんなとんでもない犯罪が、嘘とかデマならば、ネットで拡散されるはずない。名誉毀損の訴訟が起きるよ。
でも、そういう訴訟は起きなかった。事実だったみたい。
黒木瞳さんの結婚相手は電通の幹部だとかで、その犯罪は大手メディアに出ることは抑えられたし、初犯で高校生だから、起訴もされなかったのだろう。
この女の子、どういう育て方をされたんだろ。そんなこと普通やりますかねえ?
黒木さんは、面白くもなんもないタダの美人女優なんだから、子育てに専念したほうが良かったのに、とまでは言わないけどさ。
つまり、やっぱ、「結果は出る」ってことよ。
そーいう女優だから、自分が監督する映画の主役に、しょうもない「ひき逃げ青年」を呼び込んじゃったんだよね。
人生のここぞ!というときに、脚を引っ張られちゃうのは、それまでの人生の素行が悪かったからだよ!
私自身、自分の人生で悪しきことが起きたとき、よくよく考えると、みな自業自得だった。
「私は何も悪いことはしてないのに、こんな目に遭うなんて!」って思うようなことは一度も起きなかった。すべて身から出た錆だった。
私は、自分の愚かさのために、チョコチョコと自業自得のプチ災難に遭ってきた。
だからこそ、救われてきた。その度に反省して用心深くなるし、自分のばかさ加減に油断しなくなるから。
おかげさまで、手の施しようがないほどに、ドッカーンと大きな災いには遭わずに来てる。
まあ、まだ人生が終わってないので、これから来るかもしれないけど、その時には、どうかサッサと死なせてください、だ。この年齢になったら、もう死んでいいんだからさ。
その前に夫をきちんと見送り、自宅の整理をしないといけないけども。
高齢者施設で真夜中にナースコールばっかりする無神経な依存心の強いババアとなり長生きするのって、ドッカーン級の災いじゃないですか?
「ひき逃げ」とか「娘が強姦教唆しちゃった」は、これも、ドッカーンと大きな災いでしょう。
自分が監督した映画の封切り直前に主演俳優がひき逃げで逮捕されるというのも、これもドッカーン級の災いでしょう。
バイデンさんもねえ、大統領選を戦うという人生の最大の大事なときに、次男の猥褻動画が拡散されちゃって。
こーいう運の悪い人が大統領に選ばれたらアメリカ合衆国は終わり。
別に、トランプさんが再選されたら、アメリカ合衆国再生とは思わないけどさ。
トランプさんも、姪から暴露本書かれてるけどね。替え玉受験で、ペンシルヴェイニア大学に編入したとかさあ。
ケネディ大統領も父親がハーバードに多額の寄付をしたので入学できたんであって、アメリカの名門私立大学は、寄付金の額か、コネか、頭脳かで入学者を決めるのであることは周知の事実。
トランプさんの娘も息子もその口。娘のご主人さんのユダヤ人もそう。
また替え玉受験も珍しくはない。
レポートも学位論文も書いてくれるサービスあるし。
まあ、日本にもあるけど。
つまり、私が何を言いたいかというと、トランプさんに誰も人格者なんて期待してないし、傲慢と虚栄と空威張りと卑怯とナルシズムが「タフな男」的スーツ着てるようなもんだとみんな思ってるから、どんなスキャンダルが出ても、トランプさんにとっては、ダメージにならない。
「アメリカが損になることはしない」という原則は守ればいいわさ、っ感じでしょう、支持者にとっては。
アメリカの有権者は、もう政治家に幻想は持ってないでしょう。持ってるかなあ。

でも、民主党のバイデンさんは、息子はアホの変態だとばれ、自分は小児性愛者だとばれ、認知症だとバレバレで。
人生の大勝負のときに、こんなドッカーンと大きな災いとは。
今までの人生で、よほど頻繁にお目こぼしに会ってきちゃって、生き直す機会が与えられなかったんだよね。
結果は出るよね。
トランプさんとこは、結果が出るのは、これからかな。
三浦春馬さんを酷使したアミューズっていう芸能事務所に結果が出るのも、これからかな。
三浦春馬さんもさあ、ああいう結果になったのは、自分も悪いんよ。
独立したいなら、断固として独立しなきゃいけないし、芸能人やめたければ、断固としてやめなきゃいけないし。
蛮勇を振るわないと前に進めない時が人生にはあるのだよ。
他人のこと考えてたら、できない。悪い奴、勝手な奴にならないと。
そういう生き方を教える大人の男がいなかったんだろうなあ、身近に。
母親じゃあ、よほど気丈な男勝りな女傑じゃないと、息子に蛮勇の大事さなんて教えることができないもんね。
そんな女傑ならば、息子を子役にして芸能界には入れないからね。
ということで、本日は、どうでもいい芸能ネタでした!
トランプさんもバイデンさんも、もはや芸能ネタだ。
政治ネタとは思えないほどの低次元だもの。私の心の中のアメリカ合衆国は死んだ。
ところで、学習院大学文学部の国文科に入学なさった愛子様は、『源氏物語』をきっと必ずお読みになるはず。
『平家物語』も、きっとお読みになるはず。
『神皇正統記』もお読みになると思う。
自分の祖先がウジャウジャ出てくる物語や史書を読むって、どんな気持ちかしらね。