本日は2022年7月7日木曜日です。
「馬鹿ブス貧乏本」第3弾は、ほんとうは今頃にはすでに出版されているはずでした。
ところが、4月に初校ゲラが出たところで、私はこりゃダメだ、こんなもん出版していただいてもしかたない、紙の原料のパルプの浪費だと思いました。
で、全部最初から書き直しさせてくださいとKKベストセラーズさんに頼みまくったのが、黄金連休前の4月下旬。
それから苦闘の約70日を経て、やっと昨日脱稿しました。
文献リストも入れた原稿ファイルを編集者の鈴木康成氏に送信しました。
書籍になるのは、9月の最初くらいでしょうか。よく、わかりません。
書籍になったら、みなさま、よろしくよろしくお願いいたします。図書館に入れておくんなまし。
しかし、今回は、ほんとに、くたびれました。
まだ公開できませんが、次作のテーマは実に私らしくないものです。
編集者さんからの要望で書いたので、この点についても、難儀しました。
リサーチも難儀でした。
もう5月に入ってからは、何をしていたか、あまり記憶にないです。
ただ、やたら『鎌倉殿の13人』の放映日が早く来るなあ、という感じでした。つまり1日は長いのに1週間は速く過ぎるのでした。
6月に入ると、2時間パソコンに向かい、3時間タブレットで遊び、YouTube動画やprime videoかNetflix配信のドラマやアニメや韓国ドラマや映画を視聴し、またパソコンに2時間向かい、それから3時間タブレットで遊び……
家事は体操みたいなもんで、「するべきこと」というより、ルーティンの反射的行動だもんな。
でも、食事はかなり夫に作ってもらいました。
夫が作ると、メニューが同じです。具たくさんのお味噌汁に、炊き立てご飯に、オムレツと干物のお魚焼いたもの。そこに海苔をかけた長芋短冊切り。浅漬けも加わります。
実に健康的な和食です。学生食堂のデラックス定食です。ありがたいです。

原稿書きながら視聴した作品は以下のとおりです。赤字はオススメです。
『パリピ孔明』
諸葛孔明が現代の東京渋谷に転生して、売れない女性歌手売り出しの戦略を練る!これすっごくいいアニメです。
諸葛孔明は日本で人気ありますね。私は、曹操が好きですが。そうそう。

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
町田啓太さんのBLもの最高。相手役の人の美男子ぶりが、ちょっとだけ足らないのが残念。
これ、童貞だからタイトルになりますね。「30歳まで処女だと魔法使いになれるらしい」だと、タイトル自体がセクハラになります。

『観相師』
韓国の名優さんの時代劇です。この俳優さんは、存在感ありますねええ!

『テロ、ライブ』
韓国映画は気合が入っている!政治批判映画です。

『 ダメな男じゃダメですか?』
今の日本の俳優で、韓国のイケメンに負けないのは、この町田啓太さんのみ。国宝級美男子です。私の好みではないですが。

『恋慕』
まあ、朝鮮李朝版「リボンの騎士」かな。

『Spy x Family』
スパイと殺し屋とエスパーが結成する偽家族が、ミッションをクリアして行きます。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
自閉症スペクトラムの女の子が弁護士になった!このドラマは、まだ放映中です。
この女優さんって、昔の『太王四神記』で、ヒロインのキハの少女時代を演じた子役さんですよね。
『恋慕』ではヒロインを演じてました。孤独な皇太子(世子)を演じていました。
この『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、この女優さんの代表作になるでしょう。演技力あります。

まったく……
リサーチしているか、原稿を書くか、動画配信を視聴するかしかない寂しい日々。
コンビニで買ってきた杏仁豆腐の甘さだけが癒しの日々。
6月中旬に入ると、お尻に火がつきまして、疲労の極みまでパソコンに向かい、それからシャワー浴びて寝てしまい、目が覚めたら、またパソコンへ向かうという日々でした。
6月下旬には、他の出版社から、次作の次作本のタイトルや惹句や目次案を送ってちょーらいと連絡がありました。
はああああ?
つまり、書き直しをしてしまったので、予定が全部狂ったのです。
なんと、「10月中に脱稿で、12月20日発売にします」と、その出版社の編集者さんは言います。
…………
出版社さんも編集者さんも、ほんといろいろです。
その前に、舌はがし本の電子書籍化の仕事もあります。
数え年70歳の古希なのに、しんどいことです。
でも、他にしたいこともないしな。
することもないしな。
無職の無用者の老人だもんな。
することがあるだけ、ありがたいです。
Die Emptyよ。空っぽで死にたいのよ。
空っぽになるまで全力で生きて、力尽きて死ぬためには、思いっきり自分に負荷かけるしかないです。
これ何億円とか何十億円も持ってれば、旅行に行きまくり、高級美容室に行きまくり、買い物しまくり、美味しいレストランに毎晩通いまくり、後学のために高級老人ホーム見学しまくりで、時間が潰せます。
しかし、フツーの老人には、そーいう暇つぶしをするカネもない。
他に書きたいこと、紹介したい本もあるのですが、消耗しておりますので、次の機会に。
とりあえず、「白洲次郎」伝説はデタラメよんということも含めて書かれた本だけ紹介します。

21世紀はバレる時代。白洲次郎伝説も化けの皮がはがれてます。
Jiro Shirasuの名はGHQの記録にはなし。
マッカーサーとやりあったなんてホラ。
戦前のケンブリッジ大学を出たくらいの超インテリなら、何を勉強したかとか学寮生活のこととか書くものだけれど、白洲次郎は書かなかった。
書けなかったんだろ。イギリスで遊んでただけだろ。
徴兵逃れはボンボンにはよくあったけど、昭和天皇の弟君でさえ従軍して戦死なさったからね。
白洲次郎に憧れてる人たちって不思議。いろいろ変だって思わないのですかねえ?戦前のケンブリッジ卒の日本人なんて、凄まじいインテリだぞ。
日本のどっかの会社のお飾りの雇われ重役や社長なんか、アホらしくてやれないって。東大あたりで、最高の秀才たちに教えていて普通なのにさ。
だけどさあ、白洲次郎とか司馬遼太郎とかに憧れてる爺さんって多いよね。
なんか胡散臭いとは思わないのかなあ。私は、かなり前から、ウソっぽいいいいいいい〜〜と思ってたけど。
桃山学院大学勤務時代に、教育実習生がお世話になってる東大阪市の高校へのご挨拶に行ったら、比較的近所に「司馬遼太郎記念館」があったんで、帰りに寄ったんですよ。
あそこで、感慨深げにソファに座って、司馬遼太郎さんの蔵書がぎっしりの本棚を見つめている、お爺さんたちって、自分のことインテリだと思ってたんだろーね。
世界の中の日本の歴史に思い至らない小説なんかに感動してるなよ、もう。
鎖国ナルシズム丸出しだ。

上のスクショは、ダイレクト出版が販売してる動画講義。
スタンフォード大学フーバー研究所教授、西鋭夫氏の講義です。
さて、やっと、副島隆彦氏のウクライナ紛争論を読むことができます。
副島隆彦氏は、ほんとのことを書いてしまいます。だから、ちゃんと読んでおきましょう。

しかし、私は,今週いっぱいは、へばってるしかないかもしれません。