#654 12/22/2023 トシちゃんのディナーショーに行った!

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本日は、2023年12月22日金曜日です。

いよいよ2023年も残すところ、あと10日もありません。

私は、昨日くたびれて、へばっておりました。

なぜならば、12月20日水曜日に、名古屋は栄の東急ホテルでの田原俊彦ディナーショーに行って、大騒ぎしたからです。

A席税込み44,000円。S席税込み48,000円。

私は、つい最近チケットを買ったのでA席です。一番後ろのテーブルのひとつでした。

S席はファンクラブ会員用です。前の方で、トシちゃんのステージがよく見える場所です。いいなあ。

開場午後6時半。会場のヴェルサイユという広間の前には、ファンからのお土産やプレゼントを預かる場所も設置されておりました。

みなさん、オシャレしておられました。

でも、リュックにカジュアルなスタイルでいらしたご夫婦らしき方もおられました。

車椅子の女性もいらした。

スーツ姿の男性5人組もいた。あれは謎。

最近のトシちゃんのコンサートやディナーショーは、じわじわと男性が増えているそうです。

30%ぐらいが男性客だったりするそうですよ。

かつては嫉妬から見下していたアイドルが立派なエンタテイナーになってきて、素直に、その力量を認めリスペクトするようになったのだろう。

知らんけど。

開演午後7時。7時から8時まではディナーです。8時から9時半がショーです。

テーブルは全部で38で1テーブル10人。380人満席ではなく、5席ぐらい余ってたな。

私は初めてだし、ひとりだし、大丈夫なんかなあと思ってテーブルにつきましたが、同じテーブルの方々とすぐに仲良くおしゃべり。

話題はトシちゃんのことばかり。

右隣のおふたりは、三重県からいらしたお友だち2人組。高校時代からのトシちゃんの追っかけだそうです。

コンサートは一部見たら、二部も見るそうです。トークが毎回違うので、それを聞き逃したくないそうです。

おふたりの友情を結ぶのは、「トシちゃん愛」だそうです。

名古屋でのディナーショーは滅多にないそうです。

左隣の方は、名古屋近郊の一宮市からいらした方で、小学校高学年のときからのトシちゃんのファン。コンサートはよく行くそうです。

お向かいは名古屋市緑区からいらしたご夫婦。

郷ひろみさんのディナーショーにも、松田聖子さんのディナーショーにも行ったことあるそうです。

そういえば、12月20日は、近所のヒルトンホテルで、松田聖子さんのディナーショーが同時刻に開催されていたはず。

チケット代は 55,000円。トシちゃんはS席でも48,000円。

うーん、アイドルとしては、やっぱ聖子ちゃんの方が格上になるのか。

聖子ちゃん、お嬢さん亡くなってもタフですなあ。

緑区のご夫妻のお隣は、トシちゃんのコンサートは全部行ってきたという女性。

全部。

全部。

全部。

スマホには、トシちゃんの動画がいっぱい。

どんだけの時間とお金がかかるでしょうか。

東京のディナーショーのチケットが手に入らなかったということで泊まりがけで名古屋に来たという女性もいらした。

もうひとり、一宮市からいらした女性は、数年前に一宮市のイオンにトシちゃんがイヴェントで来た時に、「トシちゃん、あんなところでかわいそうで〜」と思ったとお話しておられた。

でも、トシちゃんは、イオンでも手を抜かずに「哀愁でいと」を歌っていたそうだ。カッコよかったって。

お客さんたちは大喜びだったそうだ。

もうおひとりは、最近トシちゃんに興味を持つようになったという50代前半の方。元々は「沖田浩之」さんのファンだったそうだ。

沖田浩之さんというのは、若くして自殺なさったアイドルさんです。

知ってる? こうして見ると、どっか薄幸そうかなあ。若い頃は、誰でもそう見えるかな。

お隣の方が私に訊ねる。

「やっぱ、トシちゃんもジャニーさんにやられたのかしらん?」

私は答える。

「やられたっていいじゃないですか。トシちゃんはそれを強みにしてアイドルとして成功したんですから。ジャニーズ事務所が産んだ最高のエンターテイナーになったんですから。ジャニーさんなんかに負けなかったんだから。お尻使われてメソメソしてるようじゃ駄目ですよ。枕営業って言うけれど、それで成功したら、それはそれでいい取引だったんだから。会社組織でも、女性が出世しようと思ったら、力のある上司の男の愛人になるのが一番早いんだから。愛人にする価値のある男なら、愛人にすればいいですよ。そこは、女性でも男性でも、同じことです」

よく言うよな、私。

なんて言ってる私は、若い頃から枕営業できるガッツはありませんでしたが。そもそも、枕営業する必要もなく、さらに誰も私など相手にせんわ!でしたが。

午後7時からのディナーは、前菜と魚料理と肉料理とデザート。

お味は普通の美味しさです。量は少ないです。

みなさん、ワインとかビールとかガンガンと係りの方に注文しておられた。すべてチケット代の中に入ってます。

給仕の係の方々は、アルバイトなのだろうか?雇用形態が気になる私。

私は、ジンジャエールだけでいいのだ。きちんと咀嚼すれば、食後まで水分は要らない。

さて、やっとショーが始まった。最初の曲は「ダンディライオン」です。

バラード風の曲だと、ステージから降りて、テーブルの間をゆっくり歩きながらトシちゃんは歌います。

3回ほど、ステージから降りてきてくれました。

トシちゃんは、かなりダサいオシャレも手抜きのはなはだしいおばさんばかりを選んで、薔薇を一輪捧げたり、握手したり。

美人を選んではダメですからね!

トシちゃんは歌い歩きながら、お客様を眺めて、「みんなババアでブスばっかりだなあ」と思っていたかもしれません。

それはしょうがないよ。トシちゃんもジジイになっているんだもの。

カッコいい素敵な明るいジジイだけれども。

みなさん大騒ぎ。

ほんとは、ショーの間に写真撮影は禁止です。

でもいいじゃない。ほほほ。

私のテーブルの近くにも、トシちゃんが来てくれました。

色白です。清潔感あります。渋いけど若々しいです。

意外と華奢です。すっごくスリムです。

体重管理大変だなあ。

いや、あれだけ踊っているのだから、デブらないか。

でも、なにかちょっとお疲れの感じがした。

あれだけのスタッフ引き連れてのコンサートやディナーショー。

年末ともなると、そりゃお疲れも溜まってくるでしょう。

名古屋のお客さんは、今ひとつノリが地味だしなあ。

「みんな寝てるの?大丈夫?」って、トシちゃん言ってました。

トシちゃんのディナーショーは、日本で一番うるさいディナーショーだそうです。

大阪や東京だとチケット代も50,000円超えるから、その分もっと大騒ぎかな?

ショーで披露されたのは新曲が多かった。

私がYouTubeで聴いて、なんとかわかった昔のヒット曲は数曲のみ。「哀愁でいと」と「抱きしめて TONIGHT」はわかった。

「悩み事隠すの、あんがい下手だね〜〜🎵🎵🎵」と始まる曲です。

あと、昔の曲もいくつかあったような気もしますが、忘れたし、知らない。

私が知っているような昔のヒット曲が少なかったのは、ちょっと残念でした。

日本のポップソングのメロディって、筒美京平さんとかが活躍してた頃が最高潮です。

今、どんなメロディを作っても、1980年代や90年代のものを凌駕できません。

もう、メロディラインは、出尽くしたって感じです。

って言っていいのか?

だって、そうでしょ。宇多田ヒカルで終わったでしょう。

トシちゃんの新曲を聴いてもらって、購入してもらいたいという気持ちはわかります。

ヒット曲は、もうさんざん歌って踊ってきたので飽きちゃったということもあるかもしれません。

でも、会場が一層に大騒ぎになるのは、みんなが大喜びするのは、やはり1980年代のヒット曲なのです。

みんな、あの時代に戻りたい(と思う)。

トシちゃんの新曲なんて、本当は興味がない(と思う)。

トシちゃんが、若いバックダンサーたち(プロの振り付け師であり、ダンスの先生でもある)とともに、マイケル・ジャクソンのDangerousを踊っても、ほんとは、どうでもいい(と思う)。

でも、トシちゃんとしては、現在進行形でいたい。

懐メロ歌手ではいたくない。

その気持ちはわかります。

昔の名前で出ていたくない。

ほんと、60代にして、すごいヒット曲をかっ飛ばしたいところだよねえ。

小林旭さんのコンサートでもねえ、回を重ねるごとに、旭さんは昔のヒット曲を歌ってくれなくなりました。

お若い頃のとんでもない高音が出せなくなったのかもしれません。

中音で楽々歌える盛り場ソングとか、どうでもいいラブソングではなく、ファンが聴きたいのは、「ダイナマイトが150屯」であり、「さすらい」であり「ギターを抱いた渡り鳥」であるのですが。

でも、トシちゃんは、まだ60代。コンサートでは、しっかり昔のヒット曲をいっぱい歌ってくれるそうです。

ディナーショーじゃなく、コンサートに行かなきゃ!

20日のディナーショーでの私のテーブルは最後列の37番。真正面に舞台が見える位置。

コンサート中は立つなとアナウンスがあったけど、私の後ろに誰もいないんだから立ってもいいでしょ?

ということで、私は立って大騒ぎしました。

トシちゃああああああんん!!と大声で何度も叫びました。ほほほ。

小林旭さんのコンサートでも、「あきらさあああああん」と私は何度も叫びました。すると、私につられて、あちこちから、「あきらさああああん」と大声が上がったものでした。

結論。

ディナーショーはもういいです。スペシャルに美味しいわけではないホテルの食事なんか要らん。90分のショーは物足りない。

やはり、コンサートだな。

でも、コンサートも前の方の座席でないと意味がない。ファンクラブに入ると、いい席がゲットできるのだろうか。

いまどきは、ガキでもない大人が大騒ぎできる機会はない。

野球もサッカーもプロレスもわからないし、男性客が多いので、きもい。

アイドルのコンサートとかは、大人の女性が大声をあげて騒ぐことができる、ほとんど唯一の機会だ。

1年に1回ぐらい大声で騒ぐ。これがいい。

私は、ずっと小林旭さんのコンサートで騒いでいたが、旭さんも85歳。コンサートしなくなった。

今後は、62歳のトシちゃんのコンサートに行って騒ぐことにする。あと8年ぐらいは騒ぐことができるだろう。

12月20日は、ディナーショーに行って、これなら騒げる!と確認できた。

あとは、ともかくコンサートで前の方の席をどう確保するか、だ。

それと数時間立ちっぱなしで大騒ぎできる体力と脚力ですな。これが問題よ。

私は、にわかファンだしなあ。

先日お会いした方々のような筋金入りのファンじゃない。

コンサート全部に行くような時間もカネもないよ。

そこまで他人に夢中になれんよ。

うーん、ちょっとおかしいよね、ファンってさ。

って言ったら、ぶっ飛ばされるだろうなあ。

しかしだ!

まさか、私が田原俊彦さんのディナーショーに行くとは。

人生には何が起きるかわかりません。

全く興味がなかったアイドルが、還暦を過ぎてすっごく素敵になっていることに気づくなんて。

いやあ、人間は死ぬまで油断できませんね!

とはいえ、90分のショーの間に大騒ぎしただけで、こんなにくたびれてしまったとは。

自宅に帰ったら鼻血が出た。なんでよ。

実際に踊って歌ってトークしたトシちゃんは、大いにくたびれただろう。

23日と24日の週末には、東京ウエスティンホテルでのディナーショーがあるもんね。

しばし休養して、年内中最後のお仕事を無事に終わらせてください。

コンサートは物品販売しないと儲けがないそうだ。

でも、ディナーショーは儲かるそうだ。ディナーショーすることができれば、お客を呼ぶことができれば、生活費は楽勝だそうだ。

稼ぎどきだ!!

それにしても、アイドルって、すごいねえ。

ホテルを儲けさせ、スタッフを食わせる。

たとえば、400人の客が税抜き40,000円を支払うディナーショーがあるとする。収入は16,000,000円だ。1600万円だ。

あの程度の食事と会場ならば、ホテルはいくら儲かる?税込み500万円くらい? もっとかな。

残りは大雑把に言って1000万円とする。

そこからスタッフへのギャラはいくら?

移動費もかかるよなあ。

トシちゃんのnet incomeはいくら?

税金払ったら、残りはいくら?

他人の稼ぐお金の額なんて、どうでもいいですがな。

それにしても、やっぱ、ディナーショーに客を呼べるスターって、「選ばれし人」ですねえ。

私なんかさ、トシちゃんのディナーショーのチケット代のために、光脱毛器の購入を、しばし諦めたんだぞ。

6万円するんだぞ。

顔のヒゲを脱毛したくてさ。

脱毛クリニックに行くのは恥ずかしいじゃないの。

70歳のくせに、いまさら…と思われるのもいやだし、ついでに陰毛も脱毛しましょうと勧められたら、気が弱いから、断れないと思うし。

さてさて、トシちゃんのディナーショーも終わったし、私は年の瀬にすべきことを済ませましょう。

ああああああ、「平井メソッド」本を出版してくれる出版社を見つけねば。

1社からは返答なし。次の1社からは、状況的に難しいとのご返答。

本は売れないからなあ。みんな図書館で借りて読む。

タイトルとか、もっと考え直そう。

私の力がないからねえ。

去年の今頃は、『ニーチェのふんどし』の締切り近くて、必死でしたねえ。

来年2024年の今日は、生きてるのだろうか……

4件のコメント

  1. こんにちは、先生。
    香港は山間部に霜が降りました。北回帰線の内側で暮らす香港人には気象現象で真っ白になった地表というのは実に心躍るものらしく、車を駆って霜見物にいく向きが続出しています。しかし彼らは霜が降りた斜面ではヒトも車もツルツル滑るという感覚がカラダにインストールされていません。よって警察の警告を振り切って行ったものの二進も三進もいかなくなり、挙句に救助を要請という例がいくつもあるようです。いつものことです。

    なにかエナジードリンクのような今回のブログ、ごくごくと飲み干していい気分になってます。
    思い返すと芸能人に興味がなくとも「でもトシちゃんはなんか好きかなぁ」という友人、知人が数人いました。トシちゃんは男性特有の汚らしい感じが極限まで薄いんですよね。

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    1. Yukari_HKさま

      コメントありがとうございます。そうですか。香港に霜が降りましたか。暖冬でしたが、やっと日本も冬らしくなりました。

      トシちゃん、ほんとデビュー当時もそれ以降も興味がなかったので、我ながら驚いています。あの男の子が、立派な男性になって!

      トシちゃんは、お姉さんふたり、お妹さんひとりの女性に中で育った事例の成功例ですね。

      姉妹の中で育った男性は、男性特有の汚さがないかわりに、甘やかされて、ただのわがままなヘタレになるんですが、彼は家族の中の唯一の男だから。頑張らないと!と努力したんですね。

      滅多にない成功例です。ほんと。しかし、先日のディナーショーでは、トシちゃんそのものと同時にファンのみなさんの生態を見るのが面白かったですよー

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  2. 先生、こんにちは。
    香港は復活祭連休が終わり、明日はお墓参りの清明節休暇です。華洋折衷です。

    さて気温の上昇とは裏腹に先生のトシちゃん熱は平熱にさがっていることと推測します。
    それでもこの記事をご紹介させてください。テレビ画面の向こうで無邪気さをふりまいているトシちゃんが真に無邪気でいられた時間はここで終わっていたのでしょうね。

    ちなみに防衛大学校はこの馬堀海岸のすぐ近くにあります。

    僕が小1の時、教師だった父は亡くなった 大黒柱失い「どうすればいいんだろう」 話の肖像画 歌手・田原俊彦<3> – 産経ニュース (sankei.com)

    いいね: 1人

    1. Yukariさま

      コメントありがとうございます。

      この記事読みましたよおお。まだ連載で続くんですよね。

      お察しのとおり、すでにトシちゃん熱は冷め、せっかくコンサートで前の方の席につきたくてファンクラブにも入会したのに、今年の末で脱会となりそうです。

      しかし、やっぱトシちゃんのガッツはすごいと思っています。60代で脚があれだけ上がるって、どれだけ努力していることか。

      メンタルが強いんじゃなくて、最初から覚悟が違うんですよ。

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