#722 9/12/2026 廃人が2026年晩夏と初秋に読んだもの

kayokofujimori のアバター投稿者:

本日は2026年9月12日土曜日です。

名古屋は毎日雨が降ってます。

先日9月8日には名古屋地方は集中豪雨。

スマホの緊急警報がチャランチャランと何度も何度もなりました。

音の大きさにビビりました。

一時期は、公共交通機関が全部止まりました。帰宅時間でしたからね、みなさん大変だったお察しします。

あちこち冠水して、水没した自動車も2000台くらいあったらしい。アンダーパスで車が沈没して亡くなった60歳の女性もいらした。

アンダーパスは大雨の時は通らないこと。

だいたい濃尾平野って、大昔から洪水になって流されて地形が変わっての繰り返し。みんな流されて平らになって濃尾平野。

名古屋城から熱田神宮までの南北に渡る細長い台地の両側は低湿地か埋め立て地。

名古屋は、よっぽど東寄りの比較的標高が高いところでないと、いつ水害に襲われるかわからない土地なんだよね〜〜

それが嫌で、信長は尾張を出たんだと思う。秀吉も尾張に帰って来なかった。

まあ、今回の災害は人工気象兵器の関与もあるだろうけれど、元々がひらぺったい土地だからねえ。

私の居住地は比較的に標高が高いので、被害はなかったです。

私は、ガキの頃に名古屋市北区の庄内川に近いエリアに住んでいて、伊勢湾台風を体験してるからね。

屋根瓦が空を飛んでるのを目にしたことあるからね。

だから、海辺に河川の近くに標高の低いところに住むのは危険だと、すでにガキの頃に知っていたから、長じてマンションという集合住宅の一室を購入するときは、よおおおく考えましたです。

で、思い切って条件のいいエリアの結構高めの物件を購入し、早めのローン完済を目指して働きました。

私のような怠け者は、住宅ローンという借金をかかえるのがいいです。

返済するまで失業できないので、職場で我慢して働きますから。

ということで、自宅は水害や台風には強いけど、大地震の時はどうなるかなあ。

雨ばかり降って地盤が緩んでるときに大地震はかなわんなあ。

まあ、ここまで来たら、もう心配することもないか。

あとは野となれ山となれ白骨となれ。

え〜〜体調は普通に悪いです。

体調の悪いのが普通になっている日々。肝硬変に切除不能多発性肝細胞癌よん。

いつまた入院するかわからないけど、もう入院も飽きたなあ。

みなさん、肝臓は大事にしようね。

疲れやすくて外出できないです。

髪が伸びても美容院にも行けないです。

予約の電話すら面倒くさい。

もはや鳥の巣のような頭です。

でも、アイン・ランドの『水源』の電子ブック化の仕事は絶対にする。

もう全部ぶちまけたような無茶苦茶に無頼な毒舌だらけのエッセイ兼ブックガイド本も絶対に書く。出版社は原稿書いてから探す。

それ以降のことは運任せです。神様任せです。

食欲ないです。というより、いっぱいは食べることできないです。外食できないです。フルコース無理。フレンチもイタリアンも中華も懐石も無理。

お家ご飯で、果物ちょっと。炭水化物ちょっと。卵とか肉とか魚とかのタンパク質ちょっと。野菜ちょっと。

美味しくいただいています。

小さい梅おにぎり作って食べてます。梅干しも海苔もいいなあ!

梅干しは、中学時代からの親友が毎年届けてくれます。

手作りだぞおおおおお〜〜いいお塩だけで作った梅干しだぞおおおおお〜〜

私は、海苔も高級なものを使うぞ。

おしゃれ欲は、ほんと消えちゃった。

買うのは下着くらいかな。下着は気持ちのいいものを身につけたい。

ただ、これは読みたい、あれは読みたいという読書欲だけは残っています。

で、もうこれは読み返すこともないなと思う書籍や、買ってもパラパラ拾い読みして、こういうテーマのものはもういいわと判断した書籍は段ボール箱に詰めて、Value Booksさんに送ります。

送った書籍によっては、一箱10000円を超す場合もあれば、9000円のこともあるし、6000円のこともあります。

一箱ずつ送ります。 クロネコヤマトさんが集荷に来てくれます。

Value Books さんには夫にネットで手配してもらうので、送った書籍のうち買い上げてもらったものの代金は夫の口座に入るので、夫は喜んで手伝ってくれます。

やっぱり新刊書が多いと高く買い取ってくれるみたい。私は新刊書大好きで、読んで面白かったら、Kindleも購入して、tangible な書籍は売っちゃう。

Book Off では売らない。あそこは書籍の値打ちがわからん古本屋だ。のわりには高い価格で古本を売ってる。

読書が好きなスタッフがいないんだろうな。

まあビジネスだから、しかたないか。

衣類は処分する前に、コットン製なら切り刻んで、トイレの便器磨き用にします。そういう布地をいっぱい貯めて、掃除の時に大活用です。

私はポリエステル製の衣類は購入しない。安価で洗濯も簡単でアイロンも無用だけど、ポリエステルは肌触りが悪くて、最後は雑巾にもならん。

やっぱり、麻と綿がいいよね。最後まで役に立ってくれます。

とはいえ、書籍や衣類の処分作業すると、体調がさらに悪くなります。

物の霊かしらん。

ごめんね〜〜成仏するまで何回も読まずごめんねえ〜〜着倒さずにごめんねえ〜〜

って何の話だっけ。

そうそう、私が最近読んで面白かったものを紹介します。

順不同です。

1 佐藤優&古村治彦『世界は「宗教戦争」に突入した』2026年。

非常に勉強になりました!最近の状況は訳がわからなくて私は辛かったのですが、今の状況はこういうことで、今後はそういう方向に行くべきなんだと整理して提示してくれる対談本でした。

対談本は対談者が噛み合っていないことや、話題の掘り下げが浅くて中途半端なことが多いのですが、この対談本は稀有なほどに対談者の対話が噛み合い議論が深まっています。素晴らしい!

この対談では多くの問題が論議されていますが、私にとって特に印象に残ったのは以下の4点でした。

① 従来の国益や安全保障をめぐる合理的選択として、今のイラン戦争を見てはいけない。イラン戦争は宗教戦争。国家同士の戦いではなく、それぞれの抱く救済の物語が戦っている。

合理的な損得で考えれば、どんな戦争も対立も妥協点がある。

しかし、イランのモジダバは、イスラム革命はジハードで死んだ人々と生者の連帯によって成就すると信じている。

アメリカのトランプは、新大陸アメリカの丘の上に理想の国家を建設するプロジェクトは今も続いていると信じている。あの人、途中から神がかってしまったね。ビジネスマンだから損なことはしないだろうと、その一点だけは期待してたのに。

イスラエルのネタニヤフは、ユダヤ民族を存続させるという使命に殉じたい。結局は世界はユダヤ人を守らない。世界から同情されつつ滅びるよりも、世界から憎まれても生き残るしかないと信じている。ホロコーストのトラウマですねえ……

② このような世界状況の中で、日本の外交政策はそんなに間違ってはいない。ダメなのは外務省とメディアと世論。

たとえば、多くの日本人は米中対立していると思っている。

でも、アメリカと中国は「協商」関係。安全保障では対立しても、経済や投資、人的交流は続ける。競争しつつ協力している。これこそ中国の言う「建設的戦略安定関係」だ。アメリカはロシアとも協商関係を維持している。

協商とはフランス語の「アントラント(entente)」の訳語として使われる。

正式な軍事同盟(条約)ほど強い強制力や拘束力を持たない、ゆるやかな協調関係を指すことが多い。

この協商関係は同盟を壊すんだ。

つまり、今の日本が、米中は対立してるとか、米露は潜在的に敵対していると思って、中国批判やロシア批判をしていると、ハシゴを外されるかもね。

今の日本は、「周回遅れの喧嘩外交」になっている。

気がついたら、国際社会で孤立している状況になるかもしれない。

③今の日本の問題は、「本を読めない人が金銭的には成功し社会の上層部を占めている」こと。

忙しいから本を読まないのではない。そういう人々は、そもそも本が読めない。世界の複雑さを知るためには読書が不可欠。

④ 日本の生き残り策は、反・新自由主義。

新自由主義は市場競争と経済合理性最優先。これやると国家と共同体が 弱くなる。中小企業、技術者、職人が日本を支えてきた。一流大学卒業者が投資銀行に行き経済合理性のみ追求する国家は弱体化するし、国家を支える個人の力も弱くなる。アメリカの真似しちゃダメ。

この③と④については、もっと具体的に長く対談してもらいたかったなあ。

けれども、まあ、私は、イラン戦争がガチガチの宗教戦争で終わらない可能性あるし、協商関係は同盟関係より強いということを知ることができたので、OKだ。

2 月村了衛(つきむらりょうえ)作『半暮刻』(はんぐれどき)2023年。

切り絵作家の絲龍丸さんご推薦の小説です。

この作家さんのことは知らなかった。

この作品は、読みやすいし、一気に読める面白さがありますが、よくできている小説とは言えません。

なぜならば、テーマが真摯で深淵なので、そのテーマを追求し損ねているからです。

しかし、今時の日本の大衆小説には珍しく、ドストエフスキーの作品にも通じる哲学性があります。真摯な小説です。読めてよかった。

人間のほんとうの邪悪さというものはこういうものだと示す小説です。

自らの邪悪さなど絶対に認識できない魂のない人間は存在するということを示す小説です。

ふたりの主人公のうちのひとりである翔太は、毒親に捨てられ児童養護施設で育ち、暴力沙汰で少年院に入り高校は中退しました。

もうひとりの主人公の海斗は、キャリア官僚の息子として何不自由なく育ち一流大学に入学しました。

階層的には実人生では交錯しようがない翔太と海斗は、半グレ組織の資金源の一つであるホストクラブでコンビを組みました。翔太は食べるために。海斗は暇つぶしと小遣い稼ぎに。

若い女性を勧誘して、ホストクラブで散財させて、借金をさせて風俗に売るのが、彼らの仕事でした。クズですなあ。

このホストクラブが警察に摘発されたとき、少年院あがりの何の後ろ盾もない翔太のみが実刑判決を受けました。

翔太は、その後いろいろな辛酸を舐めました。

しかし、ある女性との出逢いをきっかけに翔太は「読書」を生まれて初めて経験しました。そのために、彼の視野は広がり認識は深まり、自分がホストクラブでしたことの罪深さを直視できるようになりました。

彼は人生を生き直します。魂が生き直します。

一方、エリート学生であり親の後ろ盾もある海斗は日本で一番の広告代理店 (電通がモデル)に入社し、その広告代理店の体質に容易に順応します。

それは、政治家や財界や役人たちとの癒着、税金という公金の中抜き、部下へのパワハラセクハラなどに、全く何の抵抗も良心の呵責も感じない真性人間のクズになることです。

そんなことは生来邪悪な人間である海斗には、呼吸するように容易なことでした。

自分が悪でクズだとわかっている人間は、黒い時間を生きています。自分の悪魔性をわかっています。

自分の邪悪を意識自覚できない人間は、半暮のグレーな世界を生きています。彼らはグレーの世界を生きているので、明晰な光のもとに自分を直視することは絶対にないのです。何冊も本を読んでも何も見えていない。魂のない人間は存在します。

うんうん、海斗みたいな魂のない人間って、私も知っている。男女ともに存在するよ、うん。皮肉なことに、キリスト教系女子大の短大部に勤務していた頃にの同僚の中に多く棲息していた。

思い出すと………うううう、気色悪いわああ〜〜

3 月村了衛『欺す衆生』2019年。

『半暮刻』を読み、月村了衛さんの作品をさらに読んでみたいと思い読んだのが『欺す衆生』。

物語は、1980年代に起きた「豊田商事」事件をモデルにした事件から始まる。小説では「横田商事」になってる。

マスコミが玄関ドアに集まっている中で、自宅マンションに篭っていた豊田商事の会長が日本刀を持った暴漢2人に押し入れられて滅多刺しにされたという事件だ。

あの事件には私もビックリした。誰も助けに行かなかったんだから。警察も呼ばなかったみたい。まさにマスゴミだ。

「豊田商事」は高齢者にターゲットを絞り金地金を売り、売った地金は預かったことにして預かり証を発行していた。もちろん金地金など保管はされていなかった。

パートの主婦が名簿に載っている老人に電話して、脈ありと見られる老人宅にセールスマンが訪問し、金地金を購入するまで粘り、金を受け取るという詐欺が展開されていた。

主人公は、この詐欺会社の社員だった。これは主人公の人生の汚点だった。

しかし、主人公はかつての詐欺会社の同僚に誘われ、また詐欺に手を染める。

原野ビジネスや和牛ビジネスや水源地ビジネスを展開し成功する。

表向きは投資コンサルタント業に従事しつつ、アフリカの小国資源開発のファンドを募るという詐欺を、アフリカの小国の大使館や政治家や経済ヤクザを巻き込んで展開する。

ついには、アメリカの倒産しかけの原子力発電会社の技術を日本国に売りつけるスキームに着手。時代は昭和から平成へ。この流れが腐った令和へ。

詐欺師のサクセスストーリーであるので、読後感がいいとは言えないです。

ただ人間世界って詐欺で成立しているという真実に、あらためて気がつきます。

ビジネスって、まあ詐欺の側面大きいよね。

吹けば飛ぶような大学教員だった私も詐欺師だったもんな。人文系の高等教育機関って詐欺でしょ?

小説だって欺すし、宗教も欺すし、医学も学問も欺すし、生きとし生きる人間は欺しあうしかない。

「人が人を欺し、国が国を欺し、国が人を欺す。それが世界の実相なのだ。国が人を欺すことの悪質さに比べれば、自分の仕事などいかほどのものだろう」と、主人公は思うんよ。

4 中山七里『笑え、シャイロック』2019年。

体調の悪さなどの現実逃避のために、一風変わったミステリーを読了。面白かった。中山七里さんは、ほんとうに巧みなストーリーテラーだ。これも、切り絵作家の絲龍丸さんご推薦。

シャイロックは、シェークスピアの「ユダヤの商人」の高利貸しの名前。この劇では悪役にされているが、借りた金は返すのが当たり前。詭弁でシャイロックを追い詰め破滅させるポーシャの方が悪辣だ。

現代の金貸し業銀行も貸付金を回収しようとすると、悪の権化のように言われる。借りた金を返済するのは当たり前なのに、銀行は憎まれて恨まれる。

そもそも、銀行の融資担当が担保や返済能力を甘く見積もって融資するのが問題。

不良債権なんて、徹底的に返済能力や担保を調べておけば生まれなかったろう。銀行の甘い融資の結果を、銀行の回収担当は引き受けねばならない。

主人公は、「シャイロック」と呼ばれる回収のプロのような先輩から大いに学び、一人前の回収担当に成長していきます。

全額と利子回収のために、債務者が返済できるようなスキームを提案することも回収担当の仕事です。

これも中山七里さんらしい「どんでん返し」が面白い。

5 副島隆彦& 近藤大介『アメリカの衰退で世界覇権を狙う中国の実力』2026年。

2026年8月13日から17日まで急遽入院して、点滴で腹水と胸水を抜いたのですが、その間に読みました。入院って退屈だからさ、読書するしかない。

うーん、対談本って、ひとりの人間が考えて書いたものではないので、この対談本も話題があっち飛びこっちへ飛びます。遣唐使から禅から近現代史に現在の中国内の政治闘争へと話題は飛んで行きます。

それを無理くりに章立てにするしかないのが対談本。

そうではあっても、非常に面白いんですよ。それは、副島氏にも近藤氏にも長年の蓄積による中国に関する知見や知識が非常に非常に豊富だから。

そのへんの大手メディアの記者なんかなんも知らないし

まあ、やっぱりさ、日本人は漢字使って言葉を駆使してるんだから、漢字発祥の地の中国人の一種であることは確かでしょう。

だからといって、それを屈辱と思うことはない。

中国人の頭がいい人々は、日本人が東と西の架け橋になるような変な存在であることに一目置いている。日本人の奇妙な聡明さに一目置いている。世界を牽引するようなものを発明する天才を産んできた日本に一目置いている。

だから日本人は「堂々と一種の中国人だけど、訳のわからんこと考えつく変な中国人、道徳的な変な中国人」やってればいい。

街角で排泄してる大多数の底辺のグレーゾーンの中国人だけが中国ではないの。

でもって、アメリカは今はイラン戦争でジタバタしてるけど、米軍人だって意味わからん戦争をずっとずっとやらされてたら頭がおかしくなる。海軍の若い軍人さんがホルムズ海峡の空母から海に突っ込んで自殺してるそうではないの。

トランプさんも習近平さんと会談する度に、立場が悪くなってる。なにしろ米国債を一番買って持ってるのは中国。中国の方がカネ持ってるんだから強い。いつだってカネ持ってる方が強い。

中国系企業はアメリカ内部にも相当はいりこんでる。たとえアメリカでも世界の工場である中国と喧嘩なんてできない。

いずれは、アメリカは太平洋と大西洋の間に浮かぶ孤独な大国として、貧乏でボロボロなアメリカを自覚して、堅実に働き始める。それでしかアメリカが成立しない。

ということで、どうやっても、中国は次の世界覇権国にならざるをえない。

対談者おふたりの意見は対立しているように見えて、中国人には日本人のエリートが束になってかかっても負けるみたいな優秀な人間がいるし、いずれ大天才が中国から出現するという予測においては一致。

中国に飲み込まれるんじゃないかと心配することはないよ。日本って変な国でさ。背筋の伸びた西欧人でも、日本に3年も住んでると、猫背のオッサンになる。

日本に来た中国人を静かに日本化していきましょう。

若い人は、英語は当たり前で、中国語も勉強しましょう。翻訳アプリあっても、テキトーに読み書き話せる方がいいよ。

6 新川帆立『目には目を』2025年。

これも切り絵作家の絲龍丸さん、ご推薦ミステリー。

どんでん返しが2回ある。これは見抜けなかった。いや、どんでん返しは、ひょっとしたら3回かな。

そのセンスはすっごくいい。

10歳の娘を殺害された母は、「目には目を」だから、犯人の少年が少年院を出てから、彼を滅多刺しに殺害してから、自首する。彼女は裁判でも全く悪びれない。

少年犯罪者の名前は公開されない。だから誰が娘を殺害したのか知るために、この母親はSNSで加害者について情報を求めた(謝礼は200万円)。

それで、彼女は加害者の名前と住所を知ることができた。彼女のもとに、加害者少年について知らせる手紙が届いたからだ。

その事件を記事にすべく、語り手の女性ライターは、殺害された少年と少年院でいっしょだった5人を丹念に取材する。その5人の中に、少年院仲間を売った人間がいるのだ。

クズのように見える少年犯罪者にも魂がある。自分の罪を知り苦しむ人生がある。取り返しのできないことをした自分を孤独に引き受ける過程で、クズは人間になる(かもしれない)。

読後感は悪くありません。希望があります。

ただ、少年院仲間の5人の人物造形が雑。みんな同じに見える。

人間観がなんか軽い。

作家の帆立さんは弁護士でもあり、多彩な才能の持ち主で、小説を書くことも、その多彩な活動のひとつ。

まあ、今の若い人には、これくらい軽いミステリーの方がいいのかな。

しかしさあ、

ほんとNetflix でもamazon prime でも、つまらんよね〜〜

ちょっと前までは面白いのがあったのに。

もうすぐ、「幸せカナコの殺し屋生活 2」 が、DMM TV で始まる。これだけ視聴するために、入会するのも嫌だけどさあ。

目が疲れるので、寝床ではオーディオブックでも聴いてようと思って、amazonのオーディオ会員になって、テキトーに中山七里さんの初期のミステリーなんかを1.5倍速で聞き流しながら、寝落ちしてます。

これ、睡眠のためには良くないよなあ……

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