本日は、2026年8月7日金曜日です。
動画配信サービスで視聴した映画やドラマについて書きます。
いろいろ視聴してますが、だいたい途中でやめてしまいます。
最後まで視聴できる作品は少ない。
順不同に紹介します。
ついつい、寝床に入ると、iPadで動画配信を漁ってしまいますが、どうも6月7月の私は、夜が怖いようでした。
夜明けが来てから寝落ちする状態がけっこうありました。
夜に眠ると、朝が来ないような気分になりまして。
夜に眠っているうちに死んじゃうかもとか、思ったりして。
そんなふうに思うのは初めてでした。
とはいえ、8月になってからは、じわじわと少しずつ少しずつ元気を取り戻しつつありますが、まあ廃人には変わりないです。
『弱いヒーロー』(2025)


韓国ドラマの「弱いヒーロー」は、視聴を始めては、辛くてやめ、また視聴を始めるの繰り返しで、やっと見終わった。
Weak Hero Class 1 とWeak Hero Class 2ね。
まあ、簡単に言えば、高校の酷い学内暴力に、腕力なんかに縁がなさそうな弱い高校生たちが、立ち向かっていく話。
主人公は学内一番の秀才だけれども、彼の学園生活は学友からの嫌がらせばかり。
腕力がなければ、よおおおおく観察して相手の弱いところ、油断しているときに、攻撃して、暴力に立ち向かうしかないと、主人公は思う。
近くに鉢植えがあれば、それを振り回して鉢植えの土で目眩しして、相手の脚を攻撃する。脚を傷めると、喧嘩ができなくなるので。
消火器があれば、それで相手の頭をぶちのめす。
分厚い教科書も武器になる。力一杯それを振ってぶつければ自分の手を傷つけることなく相手をぶちのめせる。
ボールペンだって、力込めてぶっ刺せば、相手の皮膚を破ることができる。
と同時に、学友に暴力をふるわないけれども不良には容赦しない強い同級生に喧嘩の仕方を学ぶ。
最初から教師だの親だの教育委員会だの警察だのに頼る気なし。どうせ何もできないし、しないのだから。
ともかく、負けっぱなしで、やられっぱなしの卑屈な状態は受け入れることはできない。
逃げちゃだめだ。逃げ癖がつくと、生涯、逃げることになる。
じゃあ、どうする?頭を使え。油断するな。
視聴してると辛いのだけれども、見てると、だんだん弱い高校生たちに自己同一化して感情移入する。
ついつい自分の高校生時代を思い出す。
私の頃は、学内暴力とかイジメとかなかったけれども、まあ、学友たちとの葛藤や軋轢はあった。
それはそれなりにストレスだった。
私は中学時代まで身体が弱かったので、父親は近所の高校に行けと言った。
歩いて行けるところか、自転車通学できるところでいいと言った。
だから、中学の先生が「こんなところでいいの?」と何回も私に念を押すほど、パッとしない高校に入った。
まあ、父に愚痴りはしなかったけど、程度の低い連中がいる高校だった。
彼らや彼女らと教室を共にするのは、厄介なことだった。
しょうもない嫌がらせは多かった。
今から思えば、彼らや彼女たちは家庭的に問題があったんだろうなあ。
しかし、まあそういう連中にも1年も経てば慣れてくる。
馬鹿なんか相手にしてもしかたないし。
だんだんタフになってくる。
この高校で培ったタフさが、後に生きてきた。
人間、高校生ぐらいの時に、ちょっと苦労するのはいいことかも。
仕方なく入学したそのアホな高校では、私は当然のごとく成績はとても良かったし、教師の覚えもめでたかったし、3年間ずっと学級委員長だったんで、2年生3年生は、楽勝だった。
楽勝というのは、楽しい学園生活を送ったという意味ではない。
つるむことに興味がない私を、馬耳東風の私を、そういう連中が飽きて構わなくなったということだ。
父が心配していた私の体力もじわじわついてきた。健康になってきた。
ただ、環境が環境なんで、大学受験勉強が疎かになったけれども。
だから、このドラマで、弱い高校生たちがじわじわと強くなっていくことに、昔の自分を見るような気持ちになった。
しかし、このドラマはどれくらい韓国の実情を反映しているのか?
高校という普通の日常的な場があんなに暴力に晒されているということは、ドラマだからであり、誇張だよね?
でもないのかな。
最近の韓国青春ドラマには、いじめや学内暴力ものが多過ぎる気がする。
それぐらいに、超学歴社会の韓国の高校生にはストレスが溜まっているということ?
ただ勉強してるだけでは、韓国の高校は生き残れないのかな?
やっぱ子どもの頃から武道や格闘技は必要かしらん。
そもそもが成長期の10代の男の子って脳がおかしい。性欲でおかしい。
頭のいい子は将来を見据えて勉強に集中できるけど、頭が悪ければ、仲間とつるんでウロチョロしてるしかないし、下半身の疼きを発散するために喧嘩や暴力行使や性犯罪しかやることない。
日本だとゲームにAV動画鑑賞ですかね。
青春を生き抜くのも大変だ。
以下の文章はnote で見つけたものです。このドラマの解説として、私の駄文より、こちらをどうぞ。
https://note.com/good_tapir1455/n/n9a805ce9dc9a?after_purchase=true&scrollpos=tip
『木挽町のあだ討ち』(2026)

原作は後味の良い作品だった。
映画化作品はどうかなあ。
映画の美濃遠州藩の若殿様が品がない。あの俳優はチンピラの役ばっかりやってるうちに、顔と体つきがチンピラになっちゃった。前は清潔な感じの青年だったのに。
安藤サクラの夫さんの演技は、作品の清洌さの邪魔。小賢しい。
菊之助は、もっと美少年がいたはず。もっと痩せろ!
あんなプクプクした、いかにも稚児さん風は猥褻でしょ。
この3人はキャスティングのミス。
でもまあ、それでも、面白く見れます。
芝居小屋の森田座の面々が、みな温かくて情があっていい。
北村一輝さんが上手いです。
しかし、山口馬木也さんについては無駄使いだなあ。
原作を読んでね!映画と原作の小説は違います。
『国宝』なんかより、こっちを見るべし。
『犯罪者』(2026)


これは、例の太田愛さんの『犯罪者』のドラマ化。全7回。
ドラマ化されるとは思わなかったなあ。あれをシナリオにできた脚本家はすごい。
時系列で事件が進んで行くのではないので、わかりにくいかもしれない。そういう意味で、見る人を選ぶ作品です。はっきり言って馬鹿すぎる人は楽しめない。
私は原作を読んでいたので、大いに楽しめた。
太田愛さんの三部作『犯罪者』と『幻夏』と『天上の葦』の主人公たちのうち、警官の相馬は高橋一生さんが演じる。これは、ちょっと意外だったけど、すっごく良かった!
高橋さん、声がいいよねえ!俳優は声よ!
売文業で後に興信所を開く鑓水は、斎藤工さん。イメージぴったり。
原作では18歳だけど、ドラマでは24歳になってた修司は水上恒司さん。この俳優さんについては知らなかったけれども、修司にピッタリだった。
この3人がいいんだよね。リアルでさ。
内野聖陽さんが非常に重要な役を演じているんですが、この人カメレオン俳優だ。最初は内野さんとはわからなかった。
哀しみも怒りも悔いも心に秘めて、孤独にしかし断固として着々と行動するけれども、外見はフツーの中年のおっさんを、内野さんは陰影豊かに演じていた。
こういう役を演じることができる俳優さんはすごいよ。
タイタスフーズの営業課長?部長?を演じていたユースケサンタマリアも良かった。
殺し屋の滝川を演じたのは韓国の俳優のチョン・イルさん。原作では日本人の滝川を、なんで韓国人にしたのかなあ?と思ったけれども、これもいいキャスティングだった。
頭脳明晰で何の迷いもなく機械的に殺していく不気味さを、イルさんはよく表現していた。
『犯罪者』の原作は韓国語翻訳版が出版されていて、イルさんは、それを3回読んだそうです。
滝川のイメージは、まあ『ターミネーター2』の、シュワちゃんと無表情に死闘を繰り返すあの殺し屋マシーンかな。
監督の松永大司さんは、あれだけの大部な作品の持つ緊張感をドラマでもよく維持していた。
細部はどんどん変えてわかりやすく整理していて、かつ俳優たちの表現すべきことをしっかり把握している。才能あるわあ。
この監督さん、ゲイで在日の帰化人なんだろうなあ。
描かれる日本人や日本の企業組織のありようへの微妙な距離感があり、日本のドラマだけど、日本的な湿度は感じない。
また、この映画に描かれる日本の風景が、なにか遠い外国の風景みたいでさ。ほら、外国映画に出てくる東京の街って、日本映画に出てくる東京の街と、なあああんか違うでしょう。
あの感じ。
音楽も良かった。
私は、このドラマを時々見返している。何度も見たい。
相馬や修司や鑓水に会いたいということもあるけれど、ドラマらしいドラマに出会ったから。
それにしても、原作者の太田愛さんという作家は、まさか男性が女装しているってことはないよねえ?
もしくは、男性の執筆パートナーがいるということはないよねえ?
あまりに女性作家離れしてるんだよねえ〜〜ともかく骨太。しょうもない恋愛性愛エピソードなし。大きな物語の構築力と細部への目配り。すごいんです。
でも、鑓水と相馬と修司の、この3人の魅力的な造形は、やはり女性作家ならではのものかな?とも思う。
女性の作家が好意的に描く男性キャラクターは、ほんとこの世にはない男らしさを発散しているからね〜〜
むふふふ。
Agent Kim Reactivated (2026)

アクション映画大好きなら、このドラマも大好きになる。
少年時代から北朝鮮の軍隊で徹底的に過酷な訓練を受けたキムさんは、韓国に逃げてきた脱北者。
彼は北朝鮮からも狙われ、韓国の特務機関からも監視されている。
結婚して子どもも生まれたのに、産後奥さんが亡くなり、ひとりで娘を育てている。健気なお父さんです。
無茶苦茶に強い不死身の元軍人が、市井のなかで目立たず暮らしているという設定は、アメリカ映画にも多いよね。
ところが、キムさんの大事に育ててきた娘がイジメにあい、行方不明になってしまう。
娘は、イジメの首謀者で大建設会社の悪徳社長の娘が雇った不良に殺されそうになり、監禁されてしまう。
かくして、戦いは、キムさんと大建設会社悪徳社長の対立になる。父と父の戦いとなる。
キムさんによる娘奪還に手を貸すのはキムさんの友人の海兵隊軍人とテコンドーの名手。この3人のコンビがいい。
もう、いじめられるキムさんの娘がかわいそう。娘を心配して心を砕くキムさんもかわいそう。
でも、勧善懲悪で終わるドラマだから、どんなにハラハラしても大丈夫で安心。
あくまでも卑怯卑劣な建設会社悪徳社長と、その馬鹿根性悪い娘の破滅に溜飲が下がる。
バーカ、バーカ、死んじまえ!
『鉄槌教師』(2026)

Netflixの新作「鉄槌教師」は面白いのです。痛快です。
卑劣な馬鹿ダメガキをバンバン殴る教師に、もっとやれ!と応援してしまいます。
教師にも卑劣な奴がいます。生徒の親の経済力や地位によって態度や評価を変えます。
現在の韓国の問題の多い教育界を是正すべく、「教権保護局」が設立される。
教育を受ける権利を保障すべく、学内暴力の加害者たちに対しては、彼らが死なない範囲で、どんな鉄槌を与えてもいいという特別局が設立された。
たとえ14歳でも容赦しない。
学内暴力を隠蔽する学校の管理職や教師や保護者にも容赦しない。
私は、Netflixの 「鉄槌教師」の第一回を、何度も何度も視聴しちゃう。
それくらいに痛快。
第一回のシナリオが良くできているので、もう最後まで見ちゃう。
「この国会議員の息子、学内暴力の首謀者で学友を自殺に追いやったクズなんか燃やしちまえ!」と思いつつ。
こういうクズは脳の機能不全なので、更生できんよ。
いじめて喜んでるって、それぐらいの脳しかないってことだもん。
それくらいに他人に歪に依存してるってことだもん。
生来の脳の機能不全だから、どうしようもない。普通は、そこまで他人にチョッカイかけてるほど、暇じゃないわ。
しかし、韓国の俳優さんは演技上手いなあ。人間のクズを演じる俳優さんたちの演技にはリアリティがある。すごい。33歳で14歳を演じている。
この映画の影響で、学校内暴力から教師を守る団体が実際に韓国で組織されたとか。
だって、このままでは、教師になる人が消えるよ。
親が育て損ねたガキの面倒なんか誰も見たくないよ。
学校に何でもかんでも丸投げにする馬鹿親のクレームなんか聞いてられるか。
まともに躾けて育てる能力もないのに、子どもを作るな、産むな!
生まれさせられた子どももかなわんわ。
馬鹿でクズなまま世の中を無事に渡ることができるほど、実社会は甘くはないからね。
『素晴らしき新世界』(2026)

あ、私はこういうラブコメは興味ないのですが、ヒロインを恋する財閥の御曹司の役を演じた俳優さんが、美男子なんで、視聴しました。
ヒロインを演じる女優さんも演技力すっごくあり美人ですが、『グローリー』の時の悪役ぶりが怖くて。

若い頃の平幹二朗さんをもっともっと美男子にしたみたいな人ですね〜〜
ただし、私の好みではありません。
あくまでも鑑賞にいいです。
肌が綺麗よね〜〜
『ガス人間』(2026)

Netflix新作「ガス人間」全8回視聴。
うーん、面白かったような、脚本もうちょっと整理してよのような、ツッコミどころは満載です。
でも最後まで見ちゃったから、悪くはないのかな?
そもそもなんでガス人間さんができたのか?という根本がわからんのよね。
山梨県に隕石が落ちる。その隕石は毒性成分いっぱい。これの除去のために、政府は浮浪者や孤児などを集めて、隕石の落ちたトンネルに入らせて作業と称して爆弾を仕掛ける。
その作業に関わった人々は、みな隕石の毒性に侵されて即死する。
当時子ども国際博覧会が山梨県で予定されていたので、政府は集客のためにも、この隕石と作業員犠牲事件を秘密にする。
この企てに、警察も暴力団も協力させられる。
ドラマは、この謎解きから始まる。
ここまではわかるけど、隕石の毒物で亡くなった作業員のひとりの青年(身長190センチのUTA、もっくんの長男。樹木希林のお孫さん)が、なんで、ガス人間になるの?
しかし、このガス人間は自分の意志を持たない設定。
自発的に復讐することもない。
意味わからん。
産後復帰した蒼井優さんがTV局の記者としてすごい活躍。実は、この記者こそが……
小栗旬さんの刑事もいいです。
まあネタバレはやめておきます。
それにしても、うーん、広瀬すずちゃんと林遣都さんの動画配信兄妹のドラマへの関わりは、これで良かったのか?
東京都知事選もからんでドラマは終局へ。でも一番の黒幕は明かされず。
なんか残尿感の残るドラマだった。
